チャネリングメッセージ

女神イシスのメッセージ  8月12日瞑想会 「新しい時代のビジョン」

私はイシスと申します。

このチャネラーを通じて、
みなさんにお話をさせていただけますことに
感謝を申し上げます。

私は今、みなさんが古代エジプト文明と呼ぶ、
懐かしいはるか昔に栄えた文明を
とても懐かしく思い出しています。

みなさんもご存じのことかと思いますが、
みなさんが今エジプトと呼んでいらっしゃる地に、
強大な国が、文明が栄え、
それはそれはとても活気があり、躍動感あり、生命力あふれ、
とても素晴らしい時代がそこにありました。

そしてそこに、美しい建立物がいくつも建てられ、
その街も美しく、まさに今私は
その美しい風景を懐かしく思い出しております。

なぜそれを私がみなさんに申し上げているかというと、
今まさにこの時代にみなさん方が、
またこの地上にその古代文明に見られたような、
形やそこで現れるものが違ったとしても、

また再びこの地上にみなさんが美しき世界を
現実のものとして顕現していく、
そのときがやってきているからです。

みなさんはなぜ、古代エジプト文明というその時代に、みなさんがご存知のような建立物が建てられたと思いますか?

みなさんが神と呼ぶ私たちが
このような形を作りなさいとか、
何か指示を出して命令をして、
それによって地上の人々がそれらに従って
動いて何かを作った、
そのようなプロセスだったと思われますか?

私たちはたしかに手助けをしました。

私たちだからこそ助けることができる方法で
人々を助けました。

しかし、何かが現象化するとき、
それは人々の中から生み出されていくのです。

こんな美しい形の建物があったら、
どんなに素晴らしいだろう。

この壁をこんな色で塗ったらどんなに美しいだろう。

この街がこのような建立物で埋め尽くされたら
どれだけここは幸せな街になるだろうか。

そのように人々が、ありありと思い描いたのです。

みなさんの中に思い描くとか、何かビジョンで、
また感覚で作り出すという力があり、

つまりはビジョンや感覚という、
まだ形として現象化しないもの、
現象化する前の段階でみなさんが作り出したものが、
最終的にそれが形となって物質化する、
目に見えた状態になるのです。

よくみなさんの世界で、想いが現実化するとか、
思考が現実化するとか、
そのような表現がなされているのは
ご存じのことかと思います。

まさにそのとおりであり、
古代の私が愛したエジプト文明に限らずですが、
あのエジプトのあの美しい国の風景というものは、
その時代にそこにいた人々は
こんなに素晴らしい王国を作りたい、
こんなに素晴らしい街を作りたい、

そのように強く望み、思い描き、
それを実際に形にして現象化させていったわけです。

想いやビジョンがまったくないところには
何も生み出すことはできません。

形にすることができません。

形あるものにするには、まず形ないところから作り、
生み出すのです。

みなさんも何か建物を建ててください。

「でもそれに対して何もイメージは持ってはいけません」と言われたら
ビジョンがないのでどんな建物を作ったら良いのか
途方に暮れてしまうと思います。

必ず何か形にする、目に見えた形にする、
現象化させる、現実のものとするためには、
その形としてエネルギーが形をまとう前に、

視覚や音やにおいや味、感覚など、
まさにみなさんの特に持っていらっしゃる五感などを通して、
まず形がないところで作っていくわけです。

あの美しい古代文明のあの街も宮殿も神殿も、
すべてはその人々の強い夢や希望や願い、
美しいものをここに目に見えたものにしようという
強い願いがそれを現実化させたわけです。

ですから、新しい世界を作ったり、
またみなさんご自身の自分の人生という
あなた独自の世界において、
何か目に見えた形にしたいとき、
現象化させたいとき、

まずはその前にじっくりと、ありありと、
ビジョンを持ち、それを体感し、
それを音としてにおいとして味として味わう、
それがまず基盤にやってくるわけです。

みなさんが現実のものとしたいものは、
やはりより良きもの、美しきもの、素晴らしきもの、
幸せなものではないでしょうか。

みなさんの世界を見てください。

みなさんが目にして、また耳にして、
不快なものがたくさんありませんか。

人々の発するネガティブな感情だったり、
人に対して心無い行動や言葉だったり、争いだったり、人を陥れるような考えや行動だったり、
悲しい事件だったり、
そのような世界を引き続きみなさん作りたいでしょうか?

そのような見て悲しい、辛い、
心が痛むような現象というものは、
当然内側にあるものが外側に現れているだけなので、
みなさんの中にあるということなのです。

しかし、それらを否定する必要はありません。

みなさんの中にも二極性があり、
例えば思いっきり無条件の愛で人を抱擁し、
愛し、いつくしむ心があれば、
嫉妬の心もあるでしょう。

嫉妬、ひがみ、ジャッジをしてしまう、
そういったネガティブなものがない人はいません。

でも、そのようなネガティブな世界は作りたくありません。

美しきもの、素晴らしいもので現象化というものを起こす、
そのときにあなたの中にあるネガティブなものを
見て見ぬ振りすることはできません。

どうしたら良いでしょうか?

あなたの内側にあるネガティブなものや
不安やおそれや否定的な考え。

それを「あぁ、自分の中にもあるんだな」と
受容すれば良いのです。

私の中にもこういったものはある。

でもそれではなく、人を称賛したり敬意を払ったり、
お互いの違いを喜んだり、
ともに協力して美しいものを目に見えた形にしていくという
自分のそういった方向の心を選択すれば良いのです。

それを選択し続けていく、
ある意味自分の中のネガティブなものに打ち勝つ。

打ち勝ち続け、自分の中の良きもののみを
選択していったときには、
それが確実にみなさんの個人の人生として目の前の世界に、
この地球上に形となって現れるのです。

ですから、この地上に素晴らしい世界を作れるかどうかは、
すべてみなさんの意識、想い、
またみなさんの中の選択に関わっているわけです。

そして、どれだけありありと、
その素晴らしい世界を体感できるか、思い描けるか。
そこにも関わっているのです。

それが、これからの時代とても重要です。

もちろん、ありありと思い描いているだけで、
空想にふけって動かないようでは
もちろん現象化してきません。

しっかりとビジョンを持ち、
あなたがしっかりと一歩一歩足を踏み出して行動していくことによって、
それは現象化していきます。

しかし、どこに向かっているのかわからず、
もしくはビジョンがあったはずなのに
ビジョンをついつい忘れてしまって、

ビジョンを実現するために決めたことなのに、
結局はそのスケジュールや日々のことに追われて、
結局どこに向かっていたのか忘れてしまったりとか、

ビジョンそのものを見失ってただただ動いているだけ、
そういうようになってしまった方も、
この地上には多く見受けられます。

もちろん、それでも現象化しないのはお気づきのとおりです。

しっかりと行動する。

しかし、その行動の大元にはあなたの確固たるビジョン、
自分自身に対してのビジョン、世界に対してのビジョン。

それを明確にありありと持つ必要があるわけです。

現象化する前のエネルギーの状態でしっかりと作っていくこと、
そして自分の中に選択をすること、
そしてそれに基づいた行動をすること、

ときにビジョンを見直して、ビジョンを磨いて、
そして行動し続けること。

ビジョンを磨き続ける、見直すことは大事です。

なぜならばこのようなプロセスで
あなたが日々生きていったときには必ずあなたは成長し、
あなたの器が大きくなるからです。

そうするとあなたが器が大きくなったことに従って、
より大きなビジョンを持つことが可能になってくるからです。

ですので、たまにビジョンを磨きましょう。
見直しましょう。

そしてあなた自身を見直しましょう。
無理や否定的になっていないでしょうか。

嫉妬心に負けていないでしょうか。

おそれや不安に負けていないでしょうか。
自分の中がネガティブになっていないでしょうか。

常に自分の意識を見直し、
「あ、そちらに今いっちゃってたな」と思ったら、
また選択する方向を変えれば良いのです。

改めて、ここでみなさんに問います。

あなたが人生で形に、目に見える形で
現実化させたいものはどんなことでしょう?

世の中のすべての方と共に、
この地上に目に見えた形で現実のものとしたい、
顕現したい素晴らしい世界というのはどんな世界でしょうか。

この問いかけをあなたに、あなた自身に
繰り返ししてください。

そして、あなた自身の人生、
そしてこの地上を世界を喜びあふれる愛あふれる、
すべての人が輝ける素晴らしいものにしてください。

現象化させるための必要なマジックです。

それが可能だからこそ、
改めてみなさんにこのようにお伝えしています。

お伝えしたと言っても実はみなさんはすでにご存じのことであり、
それを思い出すお手伝いをさせていただきました。

さあ、これからこのマジックを使って実践して、
そして目に見えた形で、目に見えないところで
しっかりと練り上げたものを現象化させていってください。

みなさんがそのように現象化させるマジックを実践されていくことを楽しみにしております。

また必要なときには、
みなさんの中にあるそのマジックの力を呼び覚ます、
そのお手伝いをさせていただくかもしれません。